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冒険者たち

この名作に今まで触れる機会がなかった。いろんな人からおすすめされていたが、レンタル店にちょうどあったので、借りてきた。間違いなく期待度100%。
そして期待に違わぬ傑作だった。夢を追い、挫折して、立ち直ってまた夢を追う。少年のような主人公を、アラン・ドロンとリノ・ヴァンチュラが名コンビで演じている。他の映画ではハードな役が多い二人が、ここでは子供のような表情を見せる。いい大人が・・・なんて批判する気はまったく起きない。それどころか、いつのまにか自分の生活から失われている何かが、この二人にはあるような気がして、ついつい感情移入してしまう。

さらに二人の周りを漂う空気のように、二人を包み込むジョアンナ・シムカス。彼女は男にとってまさに女神です。たいていの女は、夢を追う男に冷ややかなもの。なぜなら女は現実的な生き物で、遠くよりも近くを、夢よりも現在の安定を求めるものだから。現実にいないからこそ、レティシアは男にとって理想の女なのだ。

だがこの映画は、単なる夢想物語ではない。結構シビアな現実も、実にサラリと描いている。突然死んでしまうシムカス、ドロンを売らずに殺されるパイロットのセルジュ・レジアニ、銃撃戦の末に倒れるドロン。夢を追う彼らに死は似合わない。でもそれは無常にもやってくる。海の要塞に一人残されたヴァンチュラを、上空から映し続けるラストは本当にやるせない。人の夢と書いて「儚い」。夢と儚さはいつも背中合わせ。そんな演歌の歌詞が漂う、味わい深いラストだった。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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