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ノー・マンズ・ランド

アカデミー外国語映画賞ってのが、すごく期待させる。だって各国がその年の選りすぐりの1本を出してきてる中から選ばれた1本なんだから。はずれる可能性はかなり低いはず。
予告編を見るとすごくユーモアあふれる映画みたいだが、個人的にはほとんど笑えなかった。一触即発の緊張と、人間関係を取り戻す緩和状態が繰り返され、ずっと画面に釘付け。

ボスニア戦争のことがよくわかってないので、初めはちょっと混乱した。でもすぐにそんな小難しい話ではなく、人間が敵同士になって戦う矛盾の映画であることがわかる。ダニス・ダノヴィッチ監督はオレと同い年らしいが、その語り口、映像センスは見事。不要な描写は一切ない。特殊な場所での特殊な事件を、どちらの側に立つでもなく描くことによって、普遍的なメッセージに仕上げている。

戦場にまでお色気秘書を連れてくるバカ大佐と、安全なTV局から能天気な指示を出す報道局のアホども以外は、共感するところが多かった。中でも、傍観者でいることに苦痛を感じているUNのマルシャン軍曹は、この映画のヒーロー的存在だ。最初はうざかったマスコミを利用してでも、何もできない自分の立場を変えたかった。それでも悲劇は起こり、空しさだけが残る。なんともやりきれないラストだ。

今も世界のどこかで殺し合いをしているんだろう。それぞれが自分を正しいと思ってる。でも殺し合いに「正しい」なんてないはず。それを気づかせたい。この映画は、その一つの方法なんだろう。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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