マジェスティック

ダラボン監督にハズレなしなんだけど、この作品はお得意のキング原作じゃないし、公開時の評判も前2作ほどじゃなかった。なので、ちょっと不安気味に観た。
いかにも「いい映画」なのが、ダラボン監督らしいところ。他の監督だったら偽善的なものを感じてしまうのだろうが、彼の作品は逆にこうでなくちゃと思ってしまう。苦しい現実から目をそむけずに、理想的な解決を見せてくれる。なかなかできることじゃないです、これは。脚本も語り口も見事。安心して身を任せられる。

心揺さぶる大演説も名場面だが、私がノックアウトされたのは、ピーターがローソンに帰ってくるラスト。町中が駅に集まっているのが、ピーターと同じ視点で目に入ってくる。これに思いっきりやられました。ダラボン監督の作品にはこういう予想もしない奇跡がある。だから好きなのだ。

自分の小屋(映画館)を持つのが夢だった時期が実はあって、劇場を再建するくだりは見ていてホントに楽しかった。劇場経営と脚本家とどっちがいいかと聞かれたら、思いっきり悩むだろう。どっちもオレにとっては憧れの職業だから。だからピーターが脚本家稼業に幻滅する場面は残念だし、もぎりに転向するのはうらやましいと思った。

「トゥルーマン・ショー」の時のジム・キャリーは、まだコメディ色が残っていたけど、今回はまったくなし。彼の好青年路線も堂に入ってきた。記憶喪失のイノセントな感じを絶妙に表現している。いつあの顔芸が出るかなんて心配、もうしなくていいんだね。

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子供の頃から映画が大好き!いっぱい観てきたつもりですが、まだまだ勉強不足です。毎日映画だけ観て暮らすのが夢。


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