プレッジ

ジャック・ニコルソンを起用するからには、ちょっと普通じゃないキャラを演じるんだろうと思ってた。でもこういう主人公だったとは、さすがに予想できず。ある意味彼にしかできない役柄だ。
退職寸前にしてしまった約束を守るために、退職後の人生そのものを事件解決にあてる元刑事。その人生に関わった者までも巻き添えにして。設定があまりに壮絶すぎて、淡々と進んでいくかに見えるストーリーとは裏腹に、はっきり言ってついていけないものを感じた。監督がインタビューで、「退職で肩書き(=アイデンティティ)を失うことを恐れた主人公の、肩書きを守るための行動」と説明していたけど、それだけでは説得力に欠ける。

被害者の母親があんな呪わしい約束を迫らなければ、警察の元同僚たちがもっと耳を傾けてくれれば、など、決して一人の狂気のせいにはできないところもある。それにしたって、DVの被害にあってる母親と、メチャメチャなついてる少女を騙して囮にしてまでも、守らなきゃいけない約束かい?「退職しちゃいました。ごめんちゃい」と言って非難される方が、まだ感情移入できる。

とはいえ観ている間は、先の見えない展開に釘付け状態だったし、初老の男のペースに合わせて決して急がないペン監督の演出も悪くない。結末、あれしかなかったんだろうか。ニコルソン並にこっちも放心してしまった。

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