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ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル

今年最後の映画に選んだのは、ドル箱シリーズ最新作だ。
前作がかなり面白かったので、今回も期待を抑えずに席に座った。
結果から言うと、「ワイルド7」「タンタンの冒険」に続いて、
休む間もない鑑賞だったにも関わらず、期待に大いに応えてくれる出来だった。
先の2本がかなりしんどかったので、体調のせいか服用中の薬のせいかと思ったが、
そうではないことを本作が証明してくれた。

アクション映画なのだから、アクションが面白くなければ評価の対象にはならない。
その点で本作は、シリーズ最高と言い切ってしまって間違いない。

とにかくひとつひとつのアクションが素晴らしい。よくここまでがんばってくれたわ。
ロシア刑務所からのてんやわんやな脱獄劇、あのクレムリン潜入と大爆発、
乗車しながらの水中ダイブと銃撃からの逃亡、ドバイの砂嵐の中での執拗な追跡劇、
人だらけインド歓楽街でのカーチェイス、立体駐車場を使った激痛クライマックス。
どれも新しいアイディアにあふれていて、新鮮な興奮が感じられた。

中でも、世界最高層のブルジュ・ハリーファ外壁を使ったシーンはすごい。
あれをスタントなしでやるなんて、いくらなんでもトムくんやりすぎ。
メイキングを見たが、本当に命綱ひとつでぶら下げられて、ガラスにへばりついたり、
直角になって駆け降りたり、横にブラーンって飛んだりしてんのね。
もし間違って落っこちたらどうすんのよ。あんたひとりの体じゃないのよっ。
CGでは出せない本物の迫力、恐れ入りました。

スパイ映画につきものの道具も凝りに凝ってる。
クレムリン内の見張りを欺く廊下全面スクリーンや、
カメラ兼人物スピード検索コンタクト、スパイダーマン手袋(ただしすぐ故障する)、
磁力で浮き上がる全身スーツ、タッチパネルガラス搭載BMWと、
これまた今まで見たこともない未来の科学に圧倒された。
しかも、その機能が話の筋と密接に絡み合ってるのだ。

すごいのは見た目だけではない。
一触即発、危機また危機のスリルもハンパないのだ。

核テロリストとロリータ顔の女殺し屋を同時進行で騙す場面では、
例のマスクを使うのかと思いきや使わずに、
まるで綱渡りのような作戦とタイミングとチームの連携で乗り切るのだ。
いや、結局は大乱闘になるんだけど、そこに至るまでのやりとりが緻密で手に汗かいた。
あの場面ひとつだけでも、本作の脚本家はスタンディングオベーションに値するね。

前作のレビューでも書いたが、本シリーズでオレの評価が分かれるのは、
チームワークに対するスタンスだ。
最初の2作はこれがイマイチだったが、3作目はこの姿勢を明確に貫いていて、
初めてこのシリーズ面白いと思った。
この路線は、本作でもしっかりと受け継がれている。

前作から連投のベンジー。
今回はエージェントに昇格して、現場の実行部隊として大活躍を見せる。
躍進めざましいサイモン・ペグが持ち前のキャラを活かして、
水を得た魚のように泳ぎまくっていた。
笑いのパートはもちろん、最後は仲間を助ける一発を撃って、世界救済に貢献してました。

紅一点の女エージェント、カーター。
恋人でもあったエージェントを女殺し屋に殺されて、
いけないと思いつつもつい蹴りを入れてドバイの地面に叩きつけてしまう。
そんな格闘場面があったかと思えば、インドの富豪のパーティでは、
深いスリットのドレスで登場して、欲ボケしたソース顔オヤジをたらしこむ。
プレシャス」で主人公の親子よりも注目してしまったポーラ・パットンが、
期待通りの美貌と演技と身のこなしで、シリーズ最高の女スパイを演じていました。

予告編から怪しい影の漂う新参者、ブラント。
2年連続アカデミーノミネートのジェレミー・レナーが、
クセのあるイメージそのままに登場する。
しかしその素顔は、イーサンの奥さんを死なせてしまったという、
深い懺悔の念に苛まれるハートブレイクなエージェント。
裏切り者だったらイヤだったけど、こういうギャップは感情移入に困らないので大歓迎だ。

そんな頼れる仲間に支えられ、トムくん演じるイーサン・ハントにも余裕が感じられます。
そんな彼らが持てる能力を200%発揮して、
見事なチームワークで世界を核爆発の危機から1秒前に救うのだ。
これが「スパイ大作戦」の真髄でしょう。

ラストにはヴィング・レイムスがカメオ出演するわ、
死んだと思われたミシェル・モナハンが笑顔を見せるわ、
そのサービス精神には頭が下がる。
もう1回書くが、今回の脚本家は素晴らしい。
どえらい仕事をしたもんだ。

本作で初めて生身の人間相手にメガホンを取った、
ブラッド・バード監督にも敬意を表したい。
彼のアニメはどれもめちゃくちゃ面白かったが、
さすがに実写は勝手が違うのではと、正直不安要素ではあった。

いやあ、堂々としたもんじゃない。
132分、これっぽっちも退屈しなかったよ。
これからはぜひ2次元と3次元の両刀遣い監督として、名作を世に送り出してほしい。

シリーズ最高傑作という声も出ているようだが、オレも異論はありません。
今年はいい締めくくりができたわ。
よかったよかった。

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